アメリカンフットボールの試合中に殺人タックルに関して、日本大学アメリカンフットボール部、内田正人元監督による記者会見がネットで生中継された。具体的に学生に指示を出した井上奨コーチも同席し、多くのマスコミを集めて記者会見が行われた。
この問題は国民の大きな関心事となり、既に日大の下級生たちは数十人規模で反乱を起こしており、日本大学アメリカンフットボール部が存続の危機に立たされている。
会見の内容は予想された通り、「具体的に怪我をさせろとは言っていない」「選手が潰せと言う言葉の意味を取り違えた」と内田元監督と井上コーチはひたすら逃げ口上を繰り返した。
会見全体の流れから判断すると、前日の当該学生による記者会見によりすべての責任を学生に擦り付けることが出来なくなったため、今度は元監督の指示をコーチが伝え間違えたと言う釈明に終始していた。
どうやら今度の生贄は井上コーチのようだ。
この会見をうけてネットの反応は、「学生の記者会見の方が誠意があった」「全く説明になっていない」という散々なもの。
ネットが炎上している大きな理由は、司会を務めている広報部の爺さんの対応である。全く中身のない会見に対して苛立つ記者たちが質問を繰り返す中、司会の老人が「やめてください。やめてください」「これで終りにしたいです」「同じ質問ばっかりでもう十分です」と言う空気の読めない発言を繰り返し、記者会見を早々に打ち切りとする姿勢である。
このどこかの省庁のお役人のような対応こそ、日本大学の体質ではなかろうか。
ネットの反応は敏感だ。「老害だ」「お前が納得しても、記者や国民は納得していない」「司会の人選が悪い」と散々な反応が見える。
先日行われたTOKIOのような立派な記者会見をやるためには、空気を読める柔軟性のある司会者を選抜するべきではないだろうか。世間一般の記者会見に対する感覚と今回の老司会者の対応は大きくかけ離れている。 この記者会見では十分な説明がなされていない。
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(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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