先日、女性に対して強制わいせつ致傷の疑いで逮捕された俳優・青木玄徳 の件から、改めて以下のような噂が業界内の一部で噴出し始めた。
それは「テニスの王子様の呪い」である。
あくまで都市伝説レベルの話ではあるが、ここ数年『ミュージカル・テニスの王子様』(通称:『テニミュ』)に出演した俳優陣には大きなトラブルが発生する傾向にあるという。
この度、逮捕された青木は2011年に『ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン』に人気キャラの跡部景吾(あとべけいご)役として出演。俳優としてのキャリアをスタートさせている。
そして記憶に新しいところでは、昨年、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕された、モノマネ芸人・清水アキラの三男で俳優の清水良太郎も舞台での代表作は『テニミュ』であり、清水は亜久津仁(あくつじん)という人気キャラを好演していた。
実はテニミュ俳優のトラブルはこれだけではなかった!
2007年から甲斐裕次郎(かいゆうじろう)役を好演していた篠谷聖は2012年、未成年女子への強姦致傷により逮捕。懲役7年という実刑判決を受けていた。
この篠谷の逮捕を重く見た「ミュージカル・テニスの王子様製作委員会」は、篠谷の出演していたDVD全てを即日廃盤するという事態にまで発展してる。
今回の青木の事件は、篠谷の時と同じく被害者が女性ということで、篠谷と同じく出演したDVD全てが廃盤という最悪の事態も想定されている。
暴力で女性を自分の自由にしようとする卑劣なわいせつ行為は決して許されることではない。しかし、彼の出演した作品そのものに罪はない。多くのファンを持つ作品だけに「これ以上、テニミュを封じないで!」との声も見受けられるようだ。
(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像『ミュージカル「テニスの王子様」コンサート Dream Live 2014』