中沢健がこの目で見た!神奈川県座間市に「一つ目小僧の墓」がある!!

日本人なら誰でも知っているであろう妖怪「一つ目小僧」は実在する可能性がある……皆さんは、そんな話を信じられるだろうか?

昨年末に放送されたた『ビートたけしの超常現象(秘)Xファイル』(テレビ朝日系)の中で、筆者は八王子市で撮影された一つ目小僧らしき写真を紹介した。番組の放送後の反響を見る限りでは、それを見て本物の一つ目小僧だと信じている人は少ないようであったし、お笑いのネタとして受け止めていた方も多い。

八王子の一つ目小僧の写真は、筆者の友人のライターである穂積昭雪氏が、たまたま駅前のクリスマスイルミネーションを撮影した1枚に、何か妙なものが写り込んでいると騒ぎになった。その姿が一つ目小僧が横を向いているように見えると穂積氏は感じた。驚いたことに、調べてみると八王子市には、実際にこの時期に一つ目小僧が現れるという伝説があったのである。




伝説があることを知っていたから一つ目小僧が写っているように見えてしまった(思い込んでしまった)わけではないのが、ポイントである。しかも、私が一つ目小僧を紹介した番組の収録日は12月8日……「八日僧」と呼ばれる一つ目小僧がやって来る日そのものだったのである。

こうなってくると、一つ目小僧が自らの存在を人々に伝えようと写真に写りこみ、テレビを通して人々の目に触れさせようと、妖力を発揮したのではという気にもなってくる。

すっかり一つ目小僧の魅力に憑りつかれてしまった私は年明け早々に、何度目かになる一つ目小僧調査に向かった。所は、神奈川県座間市。実は、この場所には「一つ目小僧のお墓」があるというのだ!

八王子の一つ目小僧の撮影者である穂積氏、「怪談グランプリ2017」の優勝者でもある早瀬康広氏、ATLASのライターとしても活躍中の由乃夢朗氏という異界ツアーのパートナーとして実に頼もしいメンバーたちにも声をかけて、4人で一つ目小僧のお墓へと向かった。

座間市では山岳信仰も根強く、道中で、山に向かって手に合わせる老人の姿なども見えた。

そして、「一つ目小僧のお墓」がある場所へと辿り着いた!ごくごく普通の見た目のお墓の中に、一つ目小僧とはっきり卒塔婆に明記されているものがあるではないか。周囲のお墓はごく普通の人々のお墓であり、一緒に一つ目小僧の魂も弔われていた。

筆者は何となく、実際にお墓を目にするまでは、古く寂れた状態になっているのであろうと想像していた。だが実際には、今でも整理されていて、お墓は綺麗だった。お供え物も置かれており、お墓を掃除するための道具などもちゃんと設置されていた。

妖怪と聞くと、おどろおどろしいイメージか、もしくは笑い話のように受け取ってしまう人が多い。だが、ここでは、人と変わらず、一つ目小僧が大切に弔われていたのだ。




「小僧」と名にあるように子供の妖怪である一つ目小僧を喜ばせるためであろう。お墓には某有名アニメのキャラクターの玩具も置かれていた。我々も干し柿や豆腐などと共に、ウルトラマンの玩具を供え、皆で手を合わせてきた。

とにかく、このような物が残されているということは、座間市では一つ目小僧にまつわる何かがあったのは間違いない。妖怪をただ怖がったり、笑いの種にするのはもう古い。

私たちはもっと真摯に妖怪という存在に向き合うべきである。

(中沢健:作家・UMA研究家 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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