高倉健は日本を代表する俳優である。亡くなって3年が過ぎたが、今でも日本のみならず、中国や韓国にもファンが多い国際的な人気俳優だ。
そんな高倉の墓がいまだに建てられていないという事実はご存知だろうか。
高倉クラスになれば、立派な墓が作られ、ファンが日々お参りすることがあって然るべきである。
亡くなった高倉には法定相続人として娘がある。娘といっても養女であり、血縁関係は無い。18年も前から同居し、高倉と一緒に過ごしてきたが、歳の差は30歳である。
その高倉の娘が未だに墓を作っていないのである。何らかの理由があるのかもしれないが、全国の高倉健ファンは少々憤慨しているようだ。
それに比べて、高倉が生前住んでいた東京都世田谷区にあった旧宅は取り壊され、娘は4億円以上とも言われる新築の豪邸に建て替えたのである。
一体どういう考え方があるのだろうか、疑問が残る。高倉が愛着を持って住んでいた旧宅であれば、そのまま「高倉健記念館」にでもすれば良いのに、不思議に思う人も多いはずだ。
全国の高倉健ファンは、高倉のメモリアルな品や場所を希望しているはずだ。記念館またはお墓を建ててもらい、高倉を偲ぶ場所を是非作ってもらいたいと思っている。
ちなみにアトラスでは過去記事として、11月10日は名優が亡くなる日という高倉に因んだ記事を書いている。(敬称略)
(和田大輔 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像『高倉健ラストインタヴューズ』より