都市伝説

日本で最も有名な封印作品『ウルトラセブン』第12話とは?

10月22日、本ATLASの執筆ライターも協力している『実話!「発禁&放送禁止」タブーの全真相』が宝島社より発売される。

「放送禁止」の作品は数多いが日本でも最も有名とされている作品が『ウルトラセブン』の一件だ。本記事では書籍の発売に先立って12話の基本情報についてご紹介したい。




ウルトラマンシリーズのひとつ『ウルトラセブン』には現在視聴不可能な話が存在する。

それは第12話『遊星より愛をこめて』という作品でビデオ・DVDの類いはおろか、登場する宇宙人『スペル星人』の写真までもが現在見る事が不可能とされている。

これはこのスペル星人が被爆者をモチーフにデザインされたものとし原爆被害者団体協議会から抗議を受けたためである。

確かに非難を受けたスペル星人の姿はウルトラシリーズには珍しい人間のルックスをした宇宙人で真っ白い体にケロイドのような火傷の跡が多く見られるシリーズの中でも異色の存在。

しかし、製作者側には差別の意識は一切なく、あくまで「放射能汚染で惑星から逃げてきた宇宙人の姿」を描いたもので、ストーリーも決して差別を助長するような内容ではなかったという。




現在、この第12話は欠番扱いで見る事は不可能であるが、80年代より裏ビデオが流失し、ネット上では時々、アップされていることがあるという。

明日、発売の『実話!「発禁&放送禁止」タブーの全真相』ではさらに衝撃的な12話のエピソードが掲載されるので、是非期待して欲しい。

『実話!「発禁&放送禁止」タブーの全真相』(宝島社)
価格:本体556円+税
http://tkj.jp/book/?cd=02605401