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【意外?】サムライ仮面ライダー藤岡弘、の人間くさいエピソード

初代仮面ライダーであり、いまや日本を代表するサムライ俳優となった藤岡弘、。

堅物のイメージが強い彼だが実は若い頃は血気盛んで俳優生活に嫌気を指し、なんと主演作である『仮面ライダー』の撮影をボイコットしてしまった伝説があるという。




仮面ライダーが大ブームとなった1972年のことである。

「更なる飛躍を・・・」と考えた藤岡弘、は『仮面ライダー』スタッフには内緒でNHKの新ドラマ『赤ひげ』のオーディションに参加、見事合格し、準主役の座を得ることになる。

しかし、仮面ライダーは好評のため1年の放送延長が決定。二本のドラマ出演は物理的に無理なため、『仮面ライダー』を優先し、NHKは降板する自体になってしまう。

ショックを受けた藤岡はその日から撮影現場に姿を現さず行方不明となり、『仮面ライダー』の制作はストップしてしまった。

その結果、藤岡演じる本郷猛が登場しない回が2話分作られることになるなど現場は大混乱。数週間後、無事に藤岡は発見され事なきを得るのだが後年、藤岡弘は失踪事件のことを「あまり思い出したくない」と語っている。




藤岡弘、も普通の人間だったのだ。

そして、この失踪事件後、藤岡は心を入れ替え、さらなる精進を重ね、出られなかったNHKドラマの常連俳優にもなり、日本を代表するスターのひとりとなっているのは周知の通りである。

(文:横須賀小禄 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

藤岡弘、