読者の方から奇妙な報告が寄せられた。
9月6日(土)深夜(日曜午前1時~4時頃)、東京都大田区付近でのことだ。
報告者が所用で外に出ると、一帯(町中)にかなりハッキリとした硫黄の臭いが漂っていたのだという。この臭いの原因は特定できず、また「町中に漂うほどの臭いにもかかわらず、ナゼかドアや窓を閉めていると、部屋には一切臭いが届かない、感じないといった様子でした」と報告者は述べている。
この奇妙な硫黄臭に関しては、別の地域でも確認されたとのことで、8月の23日、24日の日をまたいだ深夜、神奈川県の湘南・藤沢一帯で同様の現象が起きていたという。
この時は深夜、寝ている所に思わず目を覚まして起きてしまう程の硫黄の臭いがどこからともなく漂ってきていたそうで、臭いの原因は室内からではなく、外であるらしい事が判明したものの、その原因や発生源は不明のままであったという。
神奈川の件に関しては、臭いがしていた深夜、なぜかヘリコプターや飛行機が低空で飛んでおり、その音も確認されていたという証言も得られている。
この2件のいずれも、深夜に硫黄の臭いが外に漂っていたが、夜明け頃には既に収まっていたという点が共通している。
いずれも発生源が不明であったが、神奈川の件では飛行機やヘリが目撃されているのも興味深い。
風向きによっては、遠くの場所で発生した異臭が思った以上に広範囲に広がってしまう事もあり得るのだが、今回のケースははたしてどうなのだろうか。
アトラスでは、この報告に関して追跡調査を行うと共に、同様の体験をした人はいないか、広く情報を集めている。
もし、同様の体験をしたという人は、アトラスまでご報告をお願いしたい!
(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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