2016年のアメリカ大統領選挙が話題になっている。
泡沫候補と見られていたはずのトランプ氏が大躍進をとげ、当選は順当で初の女性大統領になるのも間違いないだろうと見られていたヒラリー・クリントン女史が伸び悩んでいる。
その背景には、旧態依然とした現状への不満と、トランプ氏の歯に衣着せぬ物言いがアメリカの一般大衆の不満を投影した形となっている事などがあげられる。
一方で急速に勢力を伸ばすトランプ陣営に対する反発も大きくなっており、戦局がどう動くか解らない状態になってきている。
そんなアメリカ大統領選挙の未来を予言しているのではないか?とされているものがある。
アメリカのゲーム会社「スティーブ・ジャクソン・ゲームズ」より販売されているカードゲーム「イルミナティ・カード」だ。
このカードは、世界中で陰謀論の黒幕として噂されるフリーメーソンやイルミナティを題材にした物で、あくまで社会風刺を交えたパロディ色の強いゲームである。しかし、そのゲームカードに描かれている絵や内容が、まるで後に起きる大事件を予言しているように見えるため、やはりイルミナティによる陰謀を予言しているのではないかと考えられているのだ。
そして、今回のアメリカ大統領選挙の勝者もイルミナティカードが予言している、とする噂がまことしやかにささやかれている。そのものずばり、「ヒラリー・クリントン」と銘打ったカードの存在だ。特定の人物を指すカードはあまりないため、これはヒラリー女史が当選することを予言しているのではないか、とみられているのだ。
しかし一方で、やはり勝者はトランプ氏であるとする噂も存在する。
「Enough is Enough」、和訳すると「いい加減にしろ」、「もう沢山だ」という意味のこのカードには叫ぶような男性の顔が描かれている。それがまるでアメリカの現状に対して声を上げているトランプ氏にそっくりではないかというのだ。
逆にこの「いい加減にしろ」という言葉はトランプ氏に向けられたもので、トランプ氏が失速することを示している、とする説もある。
果たして勝者はトランプ氏なのか、ヒラリー女史なのか、はたまた別の誰かなのか?
大統領選挙の結果が気になる所だ。