24日、千葉県銚子市にて「銚子にUFOを呼ぼう!」というイベントが行われた。
千葉県銚子市ではUFOの目撃情報が昔から多く、「銚子事件」というUFOが目撃されただけでなく、その物証になるかもしれない謎の金属が落下してきた事件も起きていた。また、現在でも銚子在住でUFOを目撃した経験のある人は多いという。
ここでUFO召喚のイベントを行えば、実際に何かが現れるのではないか!?
そういったコンセプトから行われたこのイベントでは、実際に広場に「王」の字によく似た「ウンモ星人」のマークを描き、テレビ等でUFO召喚に何度も成功しているコンタクティの武良信行氏の指導のもとUFO召喚実験が行われた。その結果、実際にUFOかもしれない!?謎の物体が確認され、写真にも撮影されるという事態が起きたのである。
さて、このイベントで描かれた「ウンモ星人マーク」とは何なのか。
1962年、スペインのオカルト研究家フェルナンド・セスマ氏の元に「惑星ウンモ(UMMO)のユミット(UMMITES)」と名乗る人物からの手紙が届いた。このウンモ星人ユミットは地球からの電波を受信した事によって地球の調査を開始。地球人に同化しながら調査活動を行っていると手紙で述べ、彼らの惑星であるウンモ星の情報や優れた科学知識、実際に用いられているウンモ星の言語や手書きイラストなども添えられていた。そして1967年にはウンモ星のマークが底部に刻印されたUFOの姿が写真に捉えられたのである。
後に、スペインで起きたウンモ星人事件は一種のイタズラであった事が判明したのだが、このウンモ星人マークは他の宇宙人やUF0の目撃証言でも報告されている図形のため、「もしかすると本当にウンモ星人は存在しているのではないか」とも言われている。
日本では江戸時代の書物「兎園小説」等に享和3(1803)年に常陸国小笠原越中守の領地「はらやどり」浜に、UFOのようなものが漂着。中には言葉の通じない女性が乗っていたという記述があり、そのUFOの中に書かれていた文字の中に、ウンモ星人マークに酷似した文字が存在していたのである。
また、1989年の9月21日からモスクワ南に位置するヴォロネジを中心に20回以上もUFOが目撃された「ヴォロネジ事件」では、その時出現した宇宙人の服のベルトにウンモ星人マークが書かれていたという。
これらは果たして偶然なのだろうか?
そして24日のイベントでは、実際にUFOらしき物体の姿が確認されている。やはりウンモ星人マークには宇宙人に関わる何かがあるのだろうか?
(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)