UFO関連でよく聞かれる陰謀論に、UFOは異星人の乗り物などではなく、地球の技術で造られた某国の秘密兵器であるというものがある。
アトラスでも何回か取り上げている「三角形UFO」等が目撃された際に出てきている説で、アメリカ等の国が開発した新型ステルス機などの秘密兵器をテスト飛行している様子をたまたま目撃した人が、従来の飛行機と違う形状などからUFOと判断したのではないか、というものだ。
確かに現行のステルス機等の全翼機は、我々が飛行機と聞いて思い浮かべる形状とは離れているため、金属製で円盤形に近い飛行物体=UFOと考えてしまってもおかしくないだろう。
そんな「UFO=某国の秘密兵器」説を裏付けるような写真がイギリスで撮影されて話題になっている。
写真は今月の頭にイギリスの幹線道路上、オックスフォードを過ぎた辺りで撮影されたものだ。何台もの大型トラックが並んで走行しているが、その中の一台の積み荷が非常に奇妙な形状をしているのだ。緑色のタープで保護され、荷台からはみ出しているその積み荷は、どう見ても円盤形UFOのようなシルエットをしているのである。
たまたま現場に居合わせた目撃者は、手にしていたスマートフォンでこの様子を撮影する事に成功したのだという。
これは墜落したUFOを輸送している所なのだろうか?それとも、やはりUFOは開発された秘密兵器であり、基地まで輸送している最中だったのだろうか?
この写真を検証していた海外のUFO研究家やUFOファンは、UFO?を包んでいるタープに中国語が書いてある事から「中国で開発されたUFO型の兵器を運んでいる所なのでは?」とも述べている。
だが、流石にこの写真はUFOではなく、建築用の資材等を運んでいる様子ではないかと考えられている。
UFOの目撃証言の何割かは、やはり開発途中の秘密兵器や、既存の飛行機の見間違いなども含まれているのではないかと見られている。
しかし、UFOの目撃証言を検証していくと、やはり現代の技術では再現できない挙動をしていることも判明しているため、全てが秘密兵器であると結論づけるのは早計のようだ。
(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)