グーグル社の地図アプリグーグル・アースには、時折奇妙な物が映り込んで話題になる。
それは例えばUFOが墜落したような跡などの奇妙な地形から、海面から姿を現した巨大なイカらしき生物の姿だったりと非常に様々だ。また、グーグル・アースの情報は一定期間をおいて最新の物に更新され続けているため、今は見ることの出来なくなったものも少なからず存在している。
さて、今回発見されたものが存在しているのは、海中に存在する島である。島と言うよりはいわばと言った方がいいかもしれない。その島を拡大していってみると、岩の上にクモらしき生物の姿が見えるのだ。
普通のクモであれば何ら問題は無いのだが、これは航空写真などを元に構成されたグーグル・アースの地図上である。実際の縮尺に合わせて換算すると、このクモの大きさは観光バスなみの大きさになってしまうのである!
なお、海から上がってきたようにも思われるため、クモではなくカニではないかとする意見もあるが、どちらにせよ規格外の大きさであることに変わりはない。
果たして、この生物の正体は何なのだろうか?
実は、この生物のヒントになるものが以前グーグル・アース上で確認されていた。ドイツの片田舎、畑の上に巨大な虫の姿が確認されて話題となっていたのである。この虫の大きさを縮尺で換算すると50メートルにもなり、巨大な未確認生物が潜んでいたのか!?と注目されたものだ。
だが、グーグル・アース上の虫の特徴を見ていくと、体長1ミリに満たない微小生物のアザミウマに酷似している事が判明。航空写真のネガ上にこの虫の死骸が付いている事に気付かず、データが送られた結果地図上に巨大な虫が存在する結果となったのではないか、と見られている。
このクモも同様に、非常に小さなクモがネガの上に存在していたため、地図上で巨大な虫の姿として確認される結果になったのではないだろうか。
※写真はYOUTUBEからのキャプチャ
(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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