7月19日、都知事選に立候補している鳥越俊太郎氏と小池百合子氏がフジテレビの番組『バイキング』に出演し討論となる一幕があった。
以前、小池氏が演説中に「病み上がりの人を連れて来てどうするんだ」と鳥越氏を揶揄したことに対し「これはガンサバイバーに対する大変な差別ですよ!偏見ですよ」と激怒し小池百合子氏に噛み付いたのである。
このひと悶着で鳥越氏の発した「ガンサバイバー」(ガンと診断されてから死亡するまでの患者)というキーワードがツイッターのトレンド入り。続いて小池氏の提唱する「ダイバー・シティ」(多様な人材を積極的に活用しようという考え方)も続いてトレンド入り。
この争いを「ガンサバイバー」VS「ダイバー・シティ」と呼ぶ人が続出したという。
しかし、一部では「ガンサバイバー」も「ダイバー・シティ」も今では別の意味で世間で浸透し本来の意味として使われていないという指摘もある。
「ガンサバイバー」はGoogleで検索してもカプコン制作のシューティングゲームばかりが出てくるし、「ダイバー・シティ」も同様に東京お台場の巨大ガンダムが立つ複合商業施設が出てくる始末だ。
ツイッターでは「何?ガンサバイバーがガンダムを打ち倒す?」「ダイバーシティって巨大ガンダムを作ること?」といった投稿もあり、イマイチ意味は伝わっていないようだ。
(文:ミドルサイズパンダ ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)