未確認生物として世界的に有名なものは、何よりイギリスのネス湖のネッシーだろう。
古来より、ネス湖には「馬のような顔」の巨大な怪物が住んでいると言われていた。565年に宣教師の聖コロンバがネッシーらしき怪物を退けたという伝説が残っており、その後も同地ではたびたび同様の怪物が目撃されていた。1930年代にネス湖周辺が整備され、道路が開通してからネッシーはより目撃されるようになった。
中には写真や動画が撮影されたものもあるが、有名な1933年に撮影された「外科医の写真」を含め、残念ながらフェイク写真や岩などをネッシーと誤認して撮影した事例が多かったのも事実だ。
1970年代頃からネッシーは世界的に注目されるようになり、日本でもブームが起きるが、近年では代表的なネッシー写真の虚偽が暴かれたり目撃例が極端に低下したため、「ネッシー死亡説」すら流れるほどだった。
そんなネッシー死亡説を裏付けるような、驚愕の写真が撮影された!?
6月30日、ネス湖の湖畔で撮影されたという写真がこちらだ。撮影者はネス湖にて愛犬と散歩中だった所、湖畔に巨大な生物の死体らしき物を発見して撮影したのだという。
一部は白骨化しているが、生々しい内蔵が露出している。一部は筋肉も残っているようだ。そして、胴体と頭部を繋ぐ長い首の骨。
現場には警察による規制線が張られている。ネッシーの死体が打ち上げられ、野犬などによって食べられてしまったとでも言うのだろうか?
さて、アトラスでは以前にも未確認生物の死体らしきものが発見された記事を紹介してきた。だが、いずれも発見から時間が経っていた事もあるが、腐乱していたり一部がミイラ化しているものが殆どだ。この死体のように、筋肉や内臓が新鮮かつ手つかずの状態で残っているものは今まで報告されていない。
実は、このネッシーの死体はドキュメンタリー映画のために作製されたセットなのだ。非常に生々しい出来であったため、この写真は世界中から注目を集める結果になったようだ。
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)