16日、鳥取県の海岸に奇妙な物体が漂着して話題になった。
大きさは縦約1.9メートル、横約1.2メートル、重さ約75キロ。全体は金属製、円筒を半分に割ったような形状で一方が緩く先細りになっていた。
外側は大部分が白、一方の端は青、もう一方は先細りになっている先端部に赤く帯状の彩色があった。この物体は北朝鮮から2月7日に打ち上げられた事実上のミサイル光明星4号(KMS4)の破片、先端部カバーであるフェアリングの一部と見られている。同様の物体が韓国でも発見され韓国軍が回収しており、今回 で発見されたのは同一のミサイルから落ちた部品と考えられている。
昔、と言っても数十年前まではこのように正体不明の人工物らしき物体が落ちてきたり漂着した場合、UFOか何かだったと思われた事だろう。だが、現在では多くの人々が情報を得て調査・照会する事ができるため、昔よりは混乱することもなくなっている。
最近の事例では、ベトナムなど数カ国で謎の球体が空から降ってきたという事件があったが、これは過去に打ち上げられた人工衛星が活動を停止した後、ゆっくり地球の引力に引き寄せられて大気圏突入した際に燃え尽きず残った部品の一部という事が解っている。
だが、これが地球以外の星に残っていた場合はどうだろう。
地球の隣に存在する天体・火星にて、探査機キュリオシティ搭載のカメラが奇妙な物体を捉えていた。
火星の荒れ地に存在する円筒形の物体。周囲に存在する岩などとはまったく異質の形状をしている。それこそ、先日漂着したミサイルの破片のようにだ。
この物体はNASAから公開されている探査機からの写真に写っていたもので、幅1メートル、高さ約1.5メートルの円筒形。全体的に黒ずんでおり、土埃などを被っている様子はみられない。この写真を確認した海外のUFOファン達からは「宇宙人の着陸用ポッドか?」「UFOを構成するもの、エンジンの一部が落ちたものかもしれない」という声が挙がっている。
だが一方で、火星の大気は地球と違って非常に希薄である。これが本当に空から、場合によっては火星の軌道上から落ちてきたものであったならば、土に埋まっていたり大きなクレーターが生じていたりと、もっと周囲が大変な事になっているはずだというのだ。
果たして、火星に落ちていたこの物体は何なのだろうか?もし宇宙人の技術によるものだとしたら、この物体を火星にもたらした存在はどこへ言ってしまったのだろうか?
もしかすると、近い内に火星の探査機が何かを見つけてしまうかも知れない。
※画像はYOUTUBEからのキャプチャ
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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