チョコレートプラネット(チョコプラ)は、2006年に結成された長田庄平と松尾駿による吉本興業所属のお笑いコンビ。
ともにNSC11期生で卒業間際に結成し、キングオブコントではファイナリスト進出を3度経験しており、最高成績は2014年の準優勝である。M-1グランプリ出場経験もあるが、活動は漫才よりももっぱらコントに重点を置く。
長田、通称「和泉元彌のモノマネをやる方」。コントで使用する小道具をほぼ全て自作しているという。美大(美術短大)卒のスキルを生かし、そのクオリティも非常に高いと評判となっている。
しかしながら、キングオブコントではそれが逆効果となってしまったこともある。出来が良いあまり、小道具に頼りすぎてしまっているという評価がされてしまい、2018で審査員を務めていた松本人志もそのことを指摘していた。
そんな長田だが、ひったくり犯を捕まえるという手柄をあげたことがある。
2015年11月4日、ルミネの出番の合間に町へ出ていたところ、「ひったくり!」という女性の叫び声を聞き、走って逃げる男を見つけた途端に追いかけてショルダータックルを繰り出したという。
このことは、当時同行していたお笑いコンビ「いぬ」の太田隆司によってTwitter上で語られ、お笑いコンビ「和牛」の水田信二も犯人を捕らえた際にできた傷を手当てする長田の様子をSNS上にアップし、警察に行かねばならず不機嫌になっている長田の様子を語った。
松尾、通称「IKKOのモノマネをやる方」。このモノマネがチョコプラのブレイクのきっかけにもなったが、同時にIKKO本人の再ブレイクにもつながった。
ある日、IKKOが自宅を掃除中、つけっぱなしだったテレビから自身がかつて披露していたフレーズ「どんだけ~!」が聞こえてきた。なんだろうと目を向けたところ、そこにいたのが自分のモノマネをする松尾の姿だった。
これが縁となり、松尾はIKKO本人から洋服、さらには着物をもらい、洋服は衣装で使用しているとのこと。
また、彼は元々「松尾アンダーグラウンド」という芸名を名乗っていた。
ヒップホップグループ「ニトロ・マイクロフォン・アンダーグラウンド」からとったものであり、ピンの時代からコンビ結成初期まで名乗っていた。しかし、2011年に開催されたトークライブ「僕らの休み時間」にて、”画数があまりにも悪い”との理由から本名に改名した。
因みに、相方の長田もピン時代には「長紫庄屋仁時」(ながむらさきしょうやじんとき)という芸名を名乗っていたという。
【参考記事・文献】
・https://lite4s-blog.com/chocopla/
・https://bunshun.jp/articles/-/13541?page=2
・https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1561806.html
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【文 ZENMAI】