2012年に結成された、まひるとよしこの2人からなる吉本興業所属の女性お笑いコンビ・ガンバレルーヤは、両者ともに心霊体験にまつわるエピソードが多いことでも知られている。
居酒屋のアルバイトをしながら芸人として活動をしていた頃のこと。2人は、アルバイト終わりにカラオケへと向かった。深夜という時間帯から客も少ないそのカラオケ店で、いざ部屋に入った瞬間、「わあ!」という男性の声が聞こえた。当然、部屋の中には誰もいなかった。
不気味に思ったものの、気にせずにカラオケを楽しもうと思ったのも束の間、受付からの電話が立て続けに鳴るものの出ても一切の応答が無い、カラオケの予約画面に「涙そうそう」が20ほどズラリと並ぶ、など次から次へと怪現象が起こった。なお、削除するのが怖かったという理由で、入力された「涙そうそう」は20回分全て歌い切ったという。
また、2人の住居にまつわる話もある。大阪時代から同居していた彼女たちが、東京のあるマンションで生活していたところ、急にテレビが消えたり点いたり、また帰宅すると消したはずの電気が全てついているといった、初日から奇妙な現象が起こった。
これについて、同じ吉本の後輩であり、霊視ができることでも知られるシークエンスはやともへ、部屋を霊視して欲しい旨を依頼した。はやともによると、2人が特に入るのを嫌がっている部屋で、ヤクザのような男性の霊のほか、部屋を通り過ぎていく多数の幽霊がいたという。
はやともは、お世話になっている先輩だからということで、どうにかしようと幽霊に説得を試み、それによってこの時いた霊たちは全て居なくなったという。のちに、この部屋は事故物件なのではなく、心霊スポットと称される事故の多いトンネルのすぐ傍にあることが判明し、その事故で亡くなった人々が霊道のように使っていた場所だったのではないかとのことだ。
さらに、2人揃ってではなく、よしこ自身の体験談も凄まじい。コンビ結成間もない頃。愛知から大阪に移り住んだばかりの当時、彼女はスナックでアルバイトをしていた。そこで、とある男性を常連客から紹介され、スナックのママのすすめもあり、交際をすることになった。
ある日、彼から父親の遺品整理を手伝って欲しいとの連絡があり、彼女は了承した。彼の実家で一通りの片づけを終えて、その時に彼からお礼と言って手渡されたのは、父の遺品である「数珠」だった。さすがに遺品をもらうわけには、と思ったよしこだったが、色違いの数珠を彼が身に着けていたということもあってもらうことになった。
数珠を持ち帰ったその日、そろそろ寝ようかと思っていたところ、何かを叩くようなコツコツコツという音が聞こえてくる。音もすぐにやみ、気のせいだと思っていたものの、数日後にまた同じ音が鳴り、しかもエスカレートしていった。これには同居していたまひる共々震え上がった。
さらには、部屋のものが勝手に動いたり落ちたりするポルターガイスト現象も発生。のちに霊媒師にお祓いをしてもらったという彼女であるが、霊媒師によると彼女のまわりにベッタリと霊がついていたという。
いわく、その彼からもらった数珠の中に霊が閉じ込められており、腕にはめたよしこに憑りついていたとのこと。お祓い後は、そうした心霊現象はピタリとやんだという。なお、彼とは遺品整理の手伝いをした翌日から連絡が取れなくなってしまったのだそうだ。
【参考記事・文献】
・https://x.gd/bDusj
・https://x.gd/6ea0s
・https://www.rbbtoday.com/article/2019/11/21/174891.html
・https://taxidriver-life.com/entertainment/ganbareru-ya/
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