「ドラゴンの丘」の洞窟は中世に用いられていた聖堂だった

イギリスにて、鉄道労働者が地滑りによって姿を現した洞窟を発見。調査によって今から700年以上遡る歴史のある信仰の舞台であったことが判明した。

この洞窟はイングランド南部のギルフォード近郊にあるセントキャサリンズ・ヒルに存在しており、「ドラゴンの棲む洞窟」と呼ばれていた場所だった。




調査にあたったUCL Archeology South-Eastの研究チームによれば、この洞窟は13世紀後半に建てられた教会と密接な関係があると考えられており、宗教的儀式に使用されたいくつかの小部屋と十字架が据えられたゴシック様式の聖堂が存在していた。

洞窟の天井には黒いすすの跡と、床には火を灯していたとみられる穴があり、かつて洞窟を頻繁に訪れていた人々が火を灯して儀式を行っていたことを示唆しているという。




「セントキャサリンズ・ヒルはかつて『ドラゴンの丘』とこの洞窟にちなんで呼ばれていました。13世紀後半に丘の頂上に教会が建設される前から、この洞窟が宗教的に重要な場所であったことを示唆しています」とUCL Archeology South-East側は語っている。

現在、洞窟内で発見されたすすや木炭を分析し、使用された期間を詳しく知ることで洞窟が信仰の舞台として使われてきた歴史を調べる研究が始まっている。

(加藤史規 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©UCL Archaeology South-East @ArchSouthEast / Twitter

 

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