『あさりちゃん』は預言書…20年以上も前に「消費税10%」予測していた!?





2019年10月1日から現行の8%から10%へ消費税を引き上げる意向について改めて発表されていたが、この動向を20年以上も前に予言していた漫画が存在した。

それは少女漫画『あさりちゃん』である。驚くべきことに、この漫画の単行本54巻(1997年8月25日発売)に収録された「ああ消費税」というエピソードは、今の消費税問題を予言するかのような内容が描かれているのだ。

1997年当時、消費税が3%から5%へあがる際、トイレットペーパーを買い占めるあさりちゃん一家のテーマにした話で劇中では「政治に無関で唯々諾々と結果を受け入れたくせに泡食って買いだめするような大人になってはいけない!」「89年に3%だった消費税がたった8年間で国民の反対虚しく5%になってしまった!」「大人になったら爆弾つくって政治家に投げ込めばいいんだ!」という子供向け漫画とは思えない過激なセリフ連発。




そのなかでしっかりものの姉タタミが、「私たちが大人になるころ消費税は7%!いえ10%になっているかもしれないわ!」というかなり具体的な予言をしていたのだ。

もっとも「消費税7%~10%への増税」は1997年当時からすでに言われていた話ではあり、あさりちゃんオリジナルの予言とは言い切れないが、内容のハードさと消費税に関してストレートすぎるセリフは発表から20年近くが経過した今も新鮮な印象を与えている。




『あさりちゃん』は2014年に単行本100巻で完結したが、増刊号では今も特別編が発表されていて、小学館の公式ページには「『あさりちゃん』の新しいコミックス、どんなタイトルがいい?」とほぼ新しい単行本が発売されることを読者に期待させ、終わる気配はまったく感じさせない。

あさりちゃんは「現代の預言書」として今も生き続けているのかもしれない……。

(大森エビフライ 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)

画像『あさりちゃん(54) (てんとう虫コミックス)

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