人間は150歳まで生きられることが明らかになったという研究結果がある。
記録に残っている最高齢の人物は、1997年に122歳164日で亡くなったフランスのジャンヌ・カルマンさん。
近年では医療技術が進歩し、福祉も充実しているため、昔よりは遥かに長生きできる環境となっている。これが創作の世界になると、現代より遥かに発展した科学の力で老化のプロセスを止め、事故や病気などで死なない限り理論上は永遠に生きることができるという描写もある。
だが、技術的な介入を除外すると、さすがに人が自然に生きられる期間には限界があると考えられている。
では、実際人間は何歳まで生きる事が出来るのだろうか・・・

シンガポールのバイオテクノロジー企業Gero社の研究者らは、大勢の人の血球数を使って、年齢別の回復能力を調査。
例えば、10代の若者が転んだとしても、何事もなかったかのようにすぐに立ち直ることができるのに対し、80代の体の弱い人は完全に回復するのに数ヶ月かかることがある。
今回の研究結果により、人間の回復力が120~150歳の間に完全に失われることが判明。そこから150歳が人間の寿命の絶対的な上限である可能性が出てきたという。
今回の論文の共同執筆者であるアンドレイ・グドコフ氏は、「この研究は、真のアンチエイジング治療法が開発されない限り、加齢に伴う病気の予防や治療を最も効果的に行ったとしても、平均寿命を伸ばすことはできても、最大寿命を伸ばすことはできない理由を説明するものです」と述べている。
BREAKING 🚨 NEW RESEARCH SUGGESTS HUMANS COULD LIVE TO BE UP TO 150 YEARS OLD.
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— Beardo (@BeardoTrader) October 11, 2024
(山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
Gerd AltmannによるPixabayからの画像