慶応2年、幕末の京都にて有名な「寺田屋事件」が起こった。
その際に坂本龍馬も寺田屋にいたが、おりょうが急を知らせたため、九死に一生を得ることができた。
その後西郷隆盛に傷の養生を兼ねて霧島に行ってはどうかと勧められた。おりょうと龍馬の二人は言葉に甘え、霧島と塩浸(しおびたし)温泉に赴き、短いながらも非常に楽しい時間を過ごしたといわれている。
この旅は日本初の新婚旅行といわれている。(異説では、五代厚友が日本最初の新婚旅行という説もある)
霧島神宮にはおりょうと龍馬も参拝しており、坂本龍馬に近づくことのできる場所の一つである。
尤も、霧島神宮そのものも非常に古い歴史を持ち、霊験あらたかな神社であり、訪れるだけで清らかな空気に触れる事が可能である。
疲れ果てた現代人も、癒されることは間違いない。他にも龍馬とおりょうが訪れたということから、夫婦円満の祈願にも最適である。
(山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像は『霧島神宮』HPより