6月18日および19日、川崎チッタで行われた映画『ラブライブ!The School Idol Movie』の応援上映会が一部の観客の迷惑行為により24日の上映が中止になったことが明らかになった。
応援上映会は映画の上映中でも観客が応援したり歓声をあげることことができる興行のことで『ラブライブ!』に限らずあらゆる作品で行われている。
川崎チッタの公式twitterによると具体的にどのような迷惑行為があったのかは明らかにされていないが、インターネットの書き込みによると「内容とは関係のない野球の応援歌を歌った客がいた」「宗教関係の歌を歌った人がいた」などが報告されており、川崎チッタの社内会議により今後は通常上映に切り替えることが発表された。
「応援上映会」は近年はじまったばかりの上映スタイルだが、誕生とともにマナー問題については各所で議論されており音楽ライブなどと違い、監視する人間がいないことで注意などが行き届いていないことが問題となっている。もちろん、館内スタッフなどが事前に注意を呼びかけたり、あまりに騒がしい客については直接注意するケースもあるが、まだまだ発展途上の興行のため明確なルールなどが浸透していない。
また、別の作品では観客のなかにアンチが潜り込み「ずっと野次を飛ばしていた」という話もある。
川崎チッタ自体は老舗ライブハウス「クラブチッタ川崎」を所有しており、迷惑客の対応については慣れているはずで「事前に防ぐことができたのでは?」との声もあるが、「応援上映会」についてはまだ発展途上のためマナールールの整備などが行き届いていなかった可能性がある。
今後の対応についてはぜひ頑張って整理などを行っていただきたい。