
浜辺には様々なものが打ち寄せられるが、先日アメリカはフロリダの浜辺で発見されたものは非常に不気味なものだった。
先週木曜日のこと、フロリダ州ケープカナベラルの浜辺にて、ある男性が非常に不気味な物体が流れ着いているのを見つけた。
それはココナッツの殻にヘビの皮、羽と棒を組み合わせて作られた人形で、人間ないしはクモのように見える造形だった。しかし最も不気味だったのは、人形の口の中に実際の人間の歯が埋め込まれている点だった。
発見者の男性は、人間の歯が埋め込まれているらしいことから、ブードゥー教の呪いの人形ではないかと判断し、この人形を海に戻して流してしまったという。
その後も男性は自分が見つけてしまったものが気になって調べてみたところ、実際には呪いの人形ではなく、アフリカのクモの神であるアナナンシを象った一種の幸運のお守りであったかもしれないという結論に至ったという。
「ガーナからカリブ海を渡ってやって来た奴隷たちの神であり、彼らが自身の幸運を願って作ったものだったのかもしれない。いずれにせよ、呪いのブードゥー人形ではないことを知って安心しました」と男性は語っている。
残念ながら実物はもう波に流されてしまったが、どんな人形か気になる人は動画で確認してみてほしい。確かに見た目はかなり不気味なので、呪いの人形と疑ってもある意味仕方ない造形といえるかもしれない。
関連動画
Mysterious totem found on beach
(田中尚 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画©WKMG News 6 ClickOrlando YouTube