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ポテトチップはアメリカでの呼称であり、イギリス英語やアイルランド英語ではクリスプスと呼ばれる。
その発祥としては、1853年にアメリカのニューヨーク州サラトガ・スプリングスにある「ムーン・レイク・ハウス」という名前のホテルにおいて発売されたのが最初だと言われている。
その誕生のきっかけは、全くの偶然であったという。
ホテルのレストランにお客様のアメリカ屈指の大富豪コーネリアス・ヴァンダービルトが「フレンチフライを厚く切りすぎ、作り直してくれ」の声があったからである。
画像 ウィキペディアより引用
アタマにきたシェフのジョージ・クラムが、嫌がらせで紙のように薄く切りカリカリ状態に上げ、フォークでさせないようなじゃがいもを出したところ「これは最高においしい」と絶賛を浴びたのが最初だと言われている。
ポテトチップスの元祖は、1817年当時のベストセラー料理本『料理人の託宣』(原題:The Cook’s Oracle ウィリアム・キッチナー著)に掲載されているものが最古だといわれている。
なお、日本での販売は、戦後に帰国したハワイ移民の濱田音四郎が、昭和20年代にアメリカン・ポテトチップス社を設立。フラ印ポテトチップス発売したことが始まりだという。
(山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)