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子供20人に結婚7回、ビッグダディ「林下清志」の波乱すぎる人生

林下清志は、2006年から2013年の7年に渡りテレビ朝日『痛快!ビッグダディ』にて取材を受けた人物。この長期取材によって知名度を得たことで、自伝の出版やイベント・テレビ番組への多数出演などをしているが、当人はタレント登録されていない一般人となっている。

「ビッグダディ」の異名の通り、彼は過去に連れ子を含めて最大計20人の子供がおり、しかもバツ7という驚異的な子宝と離婚歴を有している。

実は、彼自身11人兄弟(兄5人、姉4人、妹1人)の大家族の六男(10番目)。彼の母親も11人兄弟で、祖母も11人兄弟という驚異的なDNAを受け継いでおり、彼いわく自分が「歴代で1位」だとのこと。

高校卒業後、東北柔道専門学校に通い柔道整復師の資格を取得した彼は、実家のある岩手に戻り、「虎の穴」と恐れられる先生のもとで修業。この頃、その先生の娘に手を出してしまい、師匠の看板を背負う覚悟も無かったために夜逃げ、新幹線で上野駅に上京。

すぐに無一文となった彼はしばらく建設現場で働き、24歳のころに先輩のいた岐阜の接骨院に拾われることとなる。ここで最初の結婚をした彼は、計8人の子供を抱える大家族となった。

実は、彼の度重なる離婚歴は、結婚と復縁の繰り返しも大きな要因であり、この最初の妻とは計3回も離婚を経験し、その間に別所で3人の子供ももうけたために、子供の数がさらに膨れ上がった。

実は、その結婚歴の中には「会ったことが無い人と籍を入れた」という驚くべきものがある。

その女性は癌に侵されながらも妊娠をしていたのだが、軽蔑する元旦那に自分の子供を育てて欲しくないという理由から、テレビで見た彼に育てて欲しいという希望からであった。

これによって一度は籍を入れたものの、結局は子供が生まれる前に籍を抜けることとなったという。

さらには、居酒屋で出会った女性が、いつ家族ができてもいいようにということで婚姻届を持ち歩いており、「面白い」という理由から彼が記入して結婚が成立した。

一方で、結婚すると税金や保険の問題が発生するということから離婚届も一緒に書き、わずか13時間という短時間で離婚という記録を打ち出した。

こうした結婚・離婚歴を経て、彼は元妻であった人々の連れ子を含めて計20人にもなる大所帯へとなった。また、彼は経済的事情などから転居も転々としており、7年間のドキュメンタリー取材の中だけでも地元岩手のほか奄美大島、愛知県、小豆島など、総移動距離5700km以上に及んでいる。

因みに、彼の三女は女子プロレス団体『スターダム』に入門し2018年にデビュー、元妻の一人である美奈子は2013年よりタレント活動を始め、元プロレスラーの佐々木義人と結婚としていた(彼女自身4度目の結婚であり、2024年12月に前年に離婚が成立していることを発表している)。

【参考記事・文献】
https://bunshun.jp/articles/-/53526
https://bunshun.jp/articles/-/53527
https://dic.pixiv.net/a/%E6%9E%97%E4%B8%8B%E6%B8%85%E5%BF%97

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【文 ZENMAI】

画像『さらば、ビッグダディ (SPA!BOOKS)