UFO

55年もの間謎に満ちた「ワイプクラウ空港UFO接近遭遇事件」

UFOの目撃証言や宇宙人との接近遭遇事件の中には、何年経っても正体が掴めず謎の多いものも多い。

1969年、ジョン・カドビー氏はニュージーランドのワイプクラウ飛行場で奇妙なものを目撃。10月30日の夜、彼は外に出ていた愛犬を探しにセントラルホークス湾の方に出向いていた。

その時、彼は奇妙なハミング音を耳にした。思わず空を見上げると、彼は3つのライト(緑色が2つ、赤色が1つ)を持つUFOが彼のすぐ上をホバリングしていたのに気がついた。

彼は自身が見ているものに驚き、カドビーは彼の車に走って、その中から物体を観察。彼はUFOの大きさを直径約20メートルと推定。

「その後、その物体は私の方に向かって傾き、斜めに空に向かって跳ね上がりました。飛行場の格納庫に着いている吹き流しが非常に速く回転し、きしむ音がしました。一瞬これに気を取られましたが、その後吹き流しがポールからナイフで切ったように落ちました」

また彼は、問題のUFOが自分に接近してきた時、付近の空気が暖かくなったと感じたと証言している。

後に、地元の2つの農家が同じ日に敷地の上を通過するジェット機のような音を聞いたことが発覚。また近くの高速道路に沿って運転していた人物が、飛行場の上空に「暗い」物体が浮かんでいる様子を目撃していたという。

この人物は「その物体は円形のように見え、最初に見たときは地上約100フィートの所で静止していました。それから徐々に高さを増し、突然南の方に飛んでいって消えました」と語っていた。

これ程までに様々な証言が出ているものの、今日までワイプクラウUFOの正体に関する具体的な説明は出てきておらず、今のところ「本当にUFOと接近遭遇した」としかいえない目撃例となっている。

(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 https://x.com/ArquivoUFO