【雷獣】
一般人から購入したものである。雷によって倒れた木の中から発見された。
【雷獣とは】
雷鳴轟くる夜に、雷と共に雲に乗って飛んでくると言われる獣である。耳が小さく、爪が内側に曲がっており、前足が2本、後ろ足が2本あるいは4本の場合もあると言われている。
明治時代には、千葉県銚子市の沖合で雷獣と思われる生物が網にかかったという記録もあり、その後捕獲された雷獣が浅草の見世物小屋にて展示され、かの古今亭志ん生が子ども時代にその展示を見たと言われている。
(写真:大内かっぱハウス2F 山口敏太郎妖怪博物館)