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富山の夜空が不気味に赤く光っている!?謎の発光現象の真実とは

11月27日深夜、とある写真がX(旧Twitter)に投稿されて話題になった。

星すら出ていない暗い空で一カ所だけ、ピンクがかった赤に光る場所がある。この写真は富山市で撮影されたものだそうで、投稿者は「西の空が赤い!!!」と驚きに満ちた投稿を投下。

勿論夕焼けではなく0時15分頃に撮影したものだそうで、「こんな時間に何故?!不気味…」「10分ほどで、普段の暗い空に戻りました。何だったのでしょう…他に気づいた方いないかな…。」と不安げな様子を書き込んでいた。ちなみに画像はiPhoneで撮影したもので色調補正はしておらず、「肉眼ではもっと赤っぽい感じ」だったとも述べている。

この投稿は深夜にも関わらず大きな反響を呼び、投稿者同様に不気味に思うポストが相次いだ。同時に「なぜ空が赤く光っていたのか」疑問に思う声も多数上がっており、今年は北海道でも確認できたという「オーロラ」ではないかとする説や、数日前に隣の石川県で大きな地震が起きていたことから「天変地異や何かの前触れではないか」という説、UFOや宇宙人説や陰謀論で気象兵器として度々話題になるHAARP説等も上がっていた。

一方で、投稿者と同様のものを見たという報告も多数寄せられており、昨年の冬から今年の4月にかけて三重県でも赤い光が確認されたという投稿や、昨年12月には静岡県でも目撃されたという証言が証拠写真付きで相次いで報告されていた。

果たして不気味な赤い光の正体は何だったのか。実はこの光は地上からのもので、空を覆う雲に反射して明るく輝いていたものだった様子。

ではなぜ深夜にも関わらず大量の光が必要だったのかというと、光源となっている地域ではトマト栽培農家のビニールハウスが多数あり、冬季の太陽光が少なくなる時期はトマトが弱ってしまうため、トマト栽培に適した赤い光を照射して成長を促進させる必要があるのだとか。ちなみに今回はピンクがかった赤だったが、オレンジ色の場合もあるとか。

ちなみにこの「深夜の謎の光」は度々SNSで話題になり、その度にこうやってニュースに取り上げられることもしばしば。地域によっては「冬の風物詩」と呼んだ方がいいものになっているのかもしれない?

(山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 https://x.com/atti_sun