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『 ナゼそこ?』番組MC・新井恵理那、その魅力と爆笑トーク

11月23日放送の『伊集院光&佐久間宣行の勝手にテレ東批評』(テレビ東京 毎週土曜日 11:03) は、ゲストにフリーアナウンサーの新井恵理那を迎えた。

新井がMCを務める同局番組『ナゼそこ?SP』(11月28日放送予定)の番宣も観ながら、伊集院が曰く「『ナゼそこ?』は結構観ているほう。テレビの前に座って、さぁ、始まるぞ!って感じじゃなくて、やっていると家の雰囲気が良い」と太鼓判を押す。

佐久間氏も「最初から知っている。『ナゼそこ?』は配属されたディレクターが大変な番組。全部大ネタ(長尺)だから。『家ついて行っていいですか?』や『YOUは何しに日本へ?』は小ネタもある。でも『ナゼそこ?』は行ったら30分は作れよ、って番組。だから現場に行くディレクターのプレッシャーが果てしないの」と補足。

ここで新井も「いきなり行っているのにスゴイ人たちを引き当ててくるディレクターたちはスゴいんですね。もっとスタッフの皆さんと飲みたいなと思いました」と感心しきり。

元テレ東・ディレクターの佐久間が更に「『ナゼそこ?』はなんでそこに?って言うのにフィーチャーするから良い。秘境に移住してくる人って多いですよね」と言うと、新井は「どこが自分の居場所何だろう?と悩んで、結局そこに行くと言う方が多い。青森のトド寝(古遠部)温泉に親子で移住された方もいた。そこの温泉がなくなるのがイヤだからと継続させるために行った」と話す。




そして、『ナゼそこ?』には仙人が沢山出る話になると、新井の心に残ったスゴイ仙人というのが、上半身裸でハチを素手で叩いて倒す仙人。このVTRを観て、新井は「こんなにたくましく生きている方がいてまだまだこの世界も捨てたもんじゃないなと思った」と笑顔で話し爆笑を誘う。

この後、新井の多忙ぶりの話になり、これまで共演回数の多い伊集院は新井のことを、「とんでもないことを言う人。クイズを当てることも沢山あるんだけど、どうしてその答えに至った?とか、あっけらかんとして周りがちょっとそれは引くぞ、と言う答えを言う人」と自身が考えるイメージを語る。

すると、新井も「クイズ番組はどんどん出演がなくなりまして最後全然出ていないです」と告白。

去年までの新井は朝の帯番組にレギュラーで出演、その後バラエティの収録に臨む多忙ぶり。2016年から番組出演本数ランキングの常連。なんと、2019年には年間449番組に出演したという。

当時を振り返った新井は、「忙しすぎて危ないなぁと思った時期もありました。『なぜソコ?』のVTRを見ていてスゴイ開放感のある緑の中で暮らしている皆さんを見ていると私はずっと天井と床に挟まれている、これで良いんだろうか?と考えていた」と笑いながら話す。

すると伊集院、「『ナゼそこ?』で気付いちゃうんだ。逆に『なぜここだ?』と。なぜ、ここにずっといるんだろうと」とツッコんだ。

(辻伊織 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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