現在、インターネットを中心に料理愛好家の平野レミが大注目されている。
『あさイチ』で披露した「丸ごとブロッコリーのたらこソース」、NHKで披露した「食べれば串カツ」「チン!ぴらごぼう」など独創的なネーミングと破壊的ともいえる料理テクニックをテレビで披露。「料理番組とは思えないほどに面白い」「何をしだすのか予想がつかない」と若者を中心に大ブームとなっている。
しかし、なかには平野レミに対し「食べ物で遊ぶな!」「料理研究家を名乗るな!」といった声もあがっている。しかし「食べ物で遊ぶな!」はともかく「料理研究家を名乗るな!」はさすがにお門違いといったところである。なぜなら平野レミは一度も「料理研究家」を名乗ったことはなく、紹介される際は必ず「料理愛好家」となっているのだ。
そもそも平野レミの本職はシャンソン歌手であり、「料理」はあくまでも趣味レベルにとどまっている。
また平野レミは千葉県では有名なお嬢さん(父がフランス文学者)であり、あの自由奔放ぶりは育ちの良さからきている。父が文学界の人間だったためか平野レミの感覚もぶっとんでおりあのような独創的な料理を作れるのだと予測される。
一部には「平野レミの料理は芸術作品」と表する声もあり、特に平野レミの芸術家っぷりが発揮されたのが「レミパン」であるという。
レミパンは今や料理をする家庭なら高確率で愛用している大ヒットのフライパンで、あまりの使いやすさに「レミパン一台あれば鍋も土鍋も何もいらない」と評価されるほど。
特に評価されているのが、そのデザイン性であり台所に置いていてもおしゃれな雰囲気を醸し出しているとされている。
一説には料理があまり得意ではない平野レミが、「自分が使いやすいフライパン」を目指してつくったため、誰にでも使いやすいのだとか・・・。
しかしながら平野レミも決して料理下手というわけでもなく、「バカのアホ炒め」「梅ぇ〜鰻」など名前はダサイが、おいしいレシピも数多く考案しており、きちんと「料理愛好家」しているのである。
今後も「料理愛好家」平野レミの活躍に目が離せない?
文:空桶右太衛門