俳優の火野正平さんが、今月の14日に自宅で亡くなったことが報じられた。75歳だった。
1962年に『少年探偵団』でデビューし、1973年に大河ドラマ『国盗り物語』で羽柴秀吉役が当たり役となり、以来多くの時代劇などへ出演し人気を博した。
2011年から放送されていた『にっぽん縦断 こころ旅』では、日本全国を自転車に乗って巡る旅を展開し、主として中高年から絶大な人気を集めた。高所恐怖症であったため高さのある橋を渡ることを非常に嫌い、強く拒否したことで自転車以外の手段で移動することもあった。しまなみ海道も船で移動をしている。
有名女優達との浮名がたびたび立つことで知られており、「元祖プレイボーイ」と称されていた。一説には「最高で11股」と報じられたこともあり、「握手したら妊娠する」という噂まであったほどだったという。前述の番組でも、自転車での旅の道中にたびたび若い女性へ声を掛けていた様子も見られた。
一方で、大の犬好きでもあり幼少期から犬がそばにいる生活を続けていた。過去には最高で9頭も飼っていたほどの愛犬家であり、「彼女がいない時期はあっても、犬がいない時期は無かった」と称していた。
(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 Amazon「火野正平 若くなるには、時間がかかる」