呪い

【山口敏太郎の呪物コレクション】サイクロプスの頭部

【サイクロプスの頭部】

メルカリで購入したものである。サイクロプスの頭部は、呪術の道具として使用することができると言われている。

【サイクロプスとは】

ギリシャ神話に登場する、顔に大きな一つ目を持つ巨人である。ラテン語では「丸い目」を意味するキュクロープスと呼ばれる神であったが、後世では乱暴者で人食いの怪物として扱われることが多い。

ゾウの頭蓋は中央がポッカリとくぼんでおり、これがサイクロプスのモデルになったのではないかという説もある。鍛冶技術に長けた神とされている点を含めると、日本の鍛冶の神「天目一箇神」(あまのまひとつのかみ)と酷似しているとも言える。

(写真:大内かっぱハウス2F 山口敏太郎妖怪博物館)