近年、アメリカ政府のUFOもといUAPへの取り組みが明らかになり、透明性が高まったことで今まで知られていなかった秘密裏の計画が公のものとなってきていた。
しかし先日、内部告発者のリーク疑惑に基づき「Immaculate Constellation(無垢の星座)」と呼ばれる極秘プログラムが存在していたとの話が浮上している。
内部告発者によれば、このプログラムは米国沖でのUAPを撮影した米海軍のビデオ3本がリークされた後、2017年に設立された国防総省の極秘プログラムで、その目的はUAP現象にまつわる高画質の写真やビデオ、目撃者の証言など数々の証拠を収集することという。
なお、このプログラムは「最高機密以上」に分類されており、徹底的な情報統制が敷かれていたそうだ。
しかし「Immaculate Constellation」は実際に存在するのだろうか?あるいはこのリーク情報自体がデマなのだろうか・・・現在アメリカの法律上では、いかなるSAP(特別アクセス・プログラム)も、上下両院の情報委員会の委員長や上級議員などに開示されなければならないとされている。
しかし内部告発者によれば、この特別なプログラムは別格で動いていたという。
「行政府はしばらくの間、おそらく何十年もの間、議会の知識、監督、承認なしにUAP/NHIの問題を管理してきた」と彼らは主張する。つまり、国防総省の役人たちはこのプログラムについて知らないか、完全に秘密にしておきたいかのどちらかのようだ。
なお、アメリカ国防総省の広報担当者は8日火曜日に「省内に『Immaculate Constellation』と呼ばれるSAP(特別アクセス・プログラム)の記録は、現在にも過去にも存在しない」と述べている。
(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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