本アトラスではほぼ毎日、世界のどこかで目撃される未確認飛行物体について紹介、報告している。
生物的に変形しながら飛ぶUFOや、今までのUFOとは一線を画す形状のものなど、様々なUFOが毎日世界中に現れ、報告されている。
今回紹介するのは、6月7日にアメリカはフロリダ州のココアビーチにて撮影されたものだ。
観光客が多数泳ぎを楽しんでいるビーチの沖合、水平線上に何かが浮かんでいる事が解る。ややぼんやりとしているものの、黒いその影は紛れもなく一艘の船。それも小さなボートなどではなく、貨物船やタンカーのようなそこそこ大きい船舶のシルエットを思わせる。
よく見ると問題の物体は浮遊しながらわずかに揺れているようにも見える。
この物体に関して、海外では「空飛ぶ船」や「エイリアンクラフト」、つまり宇宙人が作製し操作している物体であるとする説などがあるが、実の正体は「蜃気楼」ではないかということで結論が出ている。
蜃気楼は大きく二種類に分類されており「上位蜃気楼」と「下位蜃気楼」がある。
海面温度の低下などで空気が冷やされ空気の密度が高くなることで生じるものが「上位蜃気楼」。暑い地面や海面により熱せられ、下方の空気の密度が低くなったときに生じるものが「下位蜃気楼」だ。こちらは真夏の道路などでも確認される事がある。
恐らく、今回目撃されたものもこの「下位蜃気楼」であり、沖を航行中であった船舶が浮き上がって見えたものではないかと見られている。
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
※写真は下の動画からのキャプチャ
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Cruise ship floating above the sea