ベテランのネッシー・ハンターが、水面を移動する何物かを捉えたウェブカメラ映像を公開。
今回の報告を行ったのはウェブカメラ経由で数多くのネッシーらしき生物の姿を捉えてきたEoin O’Faodhagain氏。彼によれば、9月17日の夕方にネス湖畔のロックエンドに設置されていたウェブカメラが奇妙な動きを記録していた。
問題の映像には何らかの生物が水中を移動、大きな航跡を作り出しているように見える様子がはっきりと捉えられている。
「航跡の前方から3フィート後方で、こぶが水面から浮き上がっている体長8フィートの未知の動物が、左を向くと、赤茶色のこぶが水面から浮き上がっているのが、画面録画の1分25秒にはっきりと確認できる」とO’Faodhagain氏は語る。
興味深いことに、近くの海岸線に何人かの人がいる様子も映像には映り込んでいるが、人々はこの生物に気づいていないようだ。
この点について、O’Faodhagain氏は「彼らの視点からはこの生物を見つけるのは非常に困難だったはずだ」と述べており、「湖の水面を横切っても、その高さでは何も見えない。平らな面を見渡せば、湖の航跡は見えない」と説明している。
ウェブカメラでもネッシーの疑いが高い映像は何度か撮影されていたが、今回もそんなネッシー映像の中に加わるのだろうか……と思われていたが、この映像を投稿した直後、O’Faodhagain氏は「謎が解けた」とする新たな報告を行い、ネッシー動画を削除してしまったのである。
彼はその後も問題の映像を検証していたそうなのだが、ネス湖のVILN Lochend Webcamのライブ映像を、よりクリアな水面コンディションで見ていたところ、つい先日記録されたライブカメラの映像にも『同じ物体が、同じ航跡で同じ方向に進んでいる』様子が記録されていたのを発見。その物体は明らかに、淡いオレンジ色の浮き輪を引きずって泳いでいる人影だったという。
O’Faodhagain氏は自身の報告について「正真正銘の誤認であり、一般大衆を誤解させる意図はありませんでした」と釈明している。
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)