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『烏龍茶』をバズらせたのは…あのスーパーアイドルとホステスさんだった!?

9月18日放送の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ毎週水曜よる9時)は、「知らせざるお茶パワーSP」を特集。

ブラックマヨネーズ・吉田敬が「黒烏龍茶はどの位無かったことにしてくれる?」と本気の質問。すると、EXIT・兼近大樹も「あれ 絶大ですよね!」と同意。

更に吉田が「ラーメン、どれくらいチャラにしてくれるのか・・・」と続けると漢方茶評論家の許氏が「黒烏龍茶は商品名。黒烏龍茶は烏龍茶の中の成分を多く抽出したもの。東洋医学に黒烏龍茶は無い」と回答。スタジオが驚驚きの声を上げた。

ここで消化器評論家の工藤あき氏が「黒烏龍茶は烏龍茶に含まれる重合ポリフェノールが多い。なので脂肪燃焼効果が高い」と補足。そして、加齢医学評論家の岡本宗史氏が「黒烏龍茶は体重減少に効果がありますよとCMが謳っていますが、それはちゃんと実際研究を行っていて、飲んでいる人ほど脂肪の代謝率があがるとか、マウスを使った実験でも、烏龍茶、プーアル茶、紅茶、緑茶の中で体重減少効果が高かったのは烏龍茶と結果が出ている。消化の時に烏龍茶のテアフラビンが体重減少を後押ししてくれると言う報告がある」と力説。

すると、番組MCの明石家さんまが「何飲んだらええの?」と質問すると、岡本氏は「濃いお茶。カテキンが多いヤツ。毎日500ml飲む。黒烏龍茶も一日1本飲む」と回答。

するとさんまが「それら飲むと(岡本)先生みたいになるの?お茶ヤメよ」と茶化す。




ここで兼近が「8年間毎日500ml以上トクホのお茶飲んでいます」とカミングアウト。「意外!」とスタジオの声に対して「意外過ぎて…すみま千利休」とギャグで応じる兼近。

すると「努力家やな。ホンマはそんなんちゃうのに」と益々ゲストたちに茶化される。そして再び、工藤氏が「トクホのお茶は臨床試験もされていて効果が期待できる。しかしクスリではないので暴飲暴食を取り消しには出来ない」とくぎを刺す。

そして、マーケテイング評論家の牛窪恵氏が「烏龍茶は昭和のアイドルとホステスさんが流行らせた。昭和の時代、外で飲むノンアルコールのものはソフトドリンク系のジュース。お茶は急須で煎れる物だった。なぜ急に注目されたかと言うと1979年に同時のスーパーアイドル、ピンクレディーが『美容のために烏龍茶を飲んでいます』と同局の夜のヒットスタジオと言う番組で言った」と発言。

さんまも「スターの影響力はスゴイ。今もずっと続いている」と感心。りんたろー。も「インフルエンサーのレベルじゃない。日本中に流行らせた」と賛同。

そして牛窪氏が続けて「もちろんその当時、『烏龍茶って何?』となった。その後スナック、バーのホステスさん達の飲めない時に場の雰囲気を壊せないからとウィスキーに色が似ている烏龍茶を飲みはじめたそう。色や珍しさから普及していった」と言い添えた。

(辻伊織 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

ElizavellaによるPixabayからの画像