1973年5月、イギリスのワイト島の海辺の町サンダウンにて2人の子供が奇妙な姿の異星人に遭遇したとする事件が起きた。
その人物は奇妙なピエロのような衣装を着ていたと言われており、子供たちと1時間近くおしゃべりをしながら自身の出自や性質について不可解な回答をしたという。
子供たちが不気味なヒューマノイドから離れ、両親らにその存在を伝えたが、その不気味な姿は二度と目撃されることはなかった。
このヒューマノイドの奇妙な姿と行動から、子供たちが遭遇した人物はいったい何だったのか、さまざまな憶測が飛び交った。宇宙人だったのではないかとする説もあれば妖精のような存在だとする説もあり、事件から何年にもわたって何度もメディアに取り上げられてきた。
そんな「サンダウンの道化師」を象った彫刻が、目撃地点に近い、サンダウン空港の外に設置されて話題になっている。
地元メディアの報道によると、この作品はアーティストのデビッド・ジョーンズ氏が発案し、9ヶ月かけて丹念に作り上げたものだという。
子供たちが説明したとおりの姿を再現したピエロの彫刻は約1.8メートル以上の高さがあり、ロボットのような顔などの奇妙なディテールを備えている。
ジョーンズ氏は作品制作のインスピレーションについて「この事件には独特の魅力がある。神話的で、さらに探求する価値があると感じた」と述べている。
Mysterious Island alien sighting commemorated by sculpture #IW #IOW #IsleofWight https://t.co/bGRu4x9GIB
— Isle of Wight County Press (@iwcponline) September 15, 2024
(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
Photo credit: giveawayboy on VisualHunt.com