多くの人に支持された有名人や芸能人の中には、死亡してもなお「実は生きている」という噂はよく耳にする。
昨年、アトラスでは海外を中心に噂になる「マイケル・ジャクソンは生きている」という都市伝説について紹介した。また今回紹介するのも世界的なスター、エルビス・プレスリーに関する都市伝説だ。
伝説的なロックスターのプレスリーは、1977年8月16日にグレースランドにある自宅にて心臓合併症で死亡した。
42歳での若すぎる急死と、彼が亡くなった状況についての混乱の後、様々な証拠から「実はプレスリーはまだ生きているのではないか」という結論に至る陰謀論が複数散見される。
プレスリーが自身の墓石に生き残ったことについての手がかりを残したと語っている、作家のゲイル・ブリューワー=ジョルジョ氏は、プレスリーが亡くなったとされてから数年後に収録されたというあるオーディオテープを証拠として出している。
このテープには、ジョージアの地元住民とプレスリー氏との電話による会話が収録されており、1981年春に録音されたもので死亡が発表された4年後に録音されたものとなる。テープの中で、エルビス・プレスリーに似た声に聞こえる男性は以下のように語っている。
「私は世界中を旅していました。それは楽しいことでしたが、自分の存在が認識されないようにするのは大変だった。遅かれ早かれこの旅はいずれ終わるだろうと私は考えている」
記録されている音声はまるで自分の死期を悟っているかのような内容でもある。
アメリカで最も長く運営されているElvis Presleyファンクラブの会長であるMaria Columbus氏は、この音声テープを聞いた後に「私はエルビスの声だと思います」と語っている。
ゲイル氏は更に音声認識の専門家L. H. Williams氏にテープを送り、鑑定を行っているそうだ。
PROOF Elvis Was Alive In 1981! Vocal Analysis Confirms!
(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 ウィキペディアより引用