廃屋の床下から不気味なアンティーク人形を掘り出した男は、それを見て恐怖を感じたが、それは幸運をもたらすものであった。
クイーンズランド州の男性ケリー・ウォルトンは、ウォリックにいた時にこの奇妙な人形に出遭い、それは2世紀近く隠されていたと考えた。
彼は、この人形のルーツがヨーロッパの旅行者にまでさかのぼることができると知り、気まぐれに「レッタ・ミー・アウト(Letta Me Out)」と名付けた。ケリーはそれ以来、コミュニティがこの人形を占いに使っていたかもしれないという信念を語っている。
2002年の不気味な体験を振り返り、彼はこう明かした。「怖かったよ。怖くてたまらなかった。少し落ち着いて、それが何なのかを理解した後、”これはいい発見だ”と思ったんだ」
しかし、その身の毛もよだつような外見とは裏腹に、最近ソーシャル・メディアで大きな議論を巻き起こしているこの奇妙な人形は、どうやらケリーにとって幸運な出来事の序章に過ぎないようだ。Redditで公開されたスナップショットには、レッタ・ミー・アウトが椅子の上に座り、はっきりとした顔立ちと不吉な笑みを浮かべている。
あるネットユーザーは狼狽し、「そっとしておくべきだった。みんな、適当なものを家に持ち帰る必要はないことに気づくべきだ」とコメントした。
またこの意見に同調するように、「私なら、自分の家に持ち込まない」「理由があって置いてあったはずだ。このコメントすら残したくない」といった他のユーザーの声も上がった。
しかし、レッタ・ミー・アウトを家に迎えて以来、ケリーのアンティークコレクションの価格は急騰している。彼はこれを利用して、ブリスベン郊外の豪邸に家を購入した。
ケリーは、「私たちはいつも無一文で、お金も全くありませんでした。それから彼(人形)が現れて状況が変わり始めたんです」。その後、ケリーは人形を名誉家族の一員とし、絶対に売らないと誓った。それ以来、彼は人形にインスタグラムのページを作り、人形が彼の人生に与えた影響についての最新情報を投稿している。
しかし、人形の幸運に納得がいかないユーザーからは、「ホラー映画の撮影はいつ始まるんだい?」「私なら殴って燃やして、溶けるまでその周りで踊るね」と茶化している。
“Letta the doll” found at abandoned building in 1972
byu/No_Bet4446 increepy
【アトラス関連記事】
触れる人の体調が悪化する「呪いの人形」、ひとりでに動いた!?
【文 ZENMAI】