スピリチュアル

「やまんば」

いつも楽しく聞かせていただいています。皆さんの話を聞き、私のこんな話でも良いのかと思いましたが、面白い話が有るので是非聞いて頂きたいとメールしました。

私の母方の祖母も生前祈祷師をやっていました。私も生まれる前は宇宙空間を漂い(体育座り型で止まったまま)青い地球を眺めながら、今から行くんだ!と覚悟を決めここにやってきました。

幼い頃から母と父以外の親戚からいつも煙たがられる変わった子供でした。母はいつも私の背中に呪文をかけ「虫切」をしていました。指の先から白い糸のような虫のようなものがにょろにょろ出てきて取れないとわかりながらもいつも大騒ぎして自分の指先と戦いました。   

詳細は覚えていませんが、「おし」とおばあちゃんから言われていた私は喋りませんでした。そのせいで幼稚園の入学が遅れた、急にチューリップの歌を歌いだし大騒ぎになった、やっと幼稚園に入れたと思いきや、あまりにも幼稚でくだらないのでいつも途中逃げ出し家に帰ってしまうなど、先生に嫌われいつも嫌がらせを受けていました。

仕方ないですね。帰り道どうしてもトイレが我慢できず、家の門の中までどうにか辿り着き、しゃがみこんだところをおばちゃんに見つかり『やっぱりおかしいよこの子は#!』と怒られた事も。←生理現象だぞっ。笑   

実家はお店をやっており、当時くじ付き○○流行っていました。問屋さんが新しい商品「ゴムで止まったくじ」を持ってくるたびその中から当たりだけを抜き取り景品を全部自分のものにしてしまい、最初はげんこつをもらっていましたが、そのうちおばあちゃんも又当たりだけ抜くのかな?と楽しみになり、最後は当てたんだから仕方ないとあきらめていました。

因みに勿論そんな羨ましい特殊能力は今は残ってはいません(笑)本当に困った時はそれなりの助けは必ず来ます。  

中学生の頃生、友達に「このさあ、人の周りにあるこの光ってる色ってなんだろう?」と聞きました。 

「ほら、黄色。○○はオレンジ。○○は青。○○は赤いじゃん?」「それは目の錯覚だよ、誰にもそんなもん見えないよ」と言われ、「えっ?そうなの?」・・・『そうだったんだ!』と本気で信じ込んだ私にその後オーラは見えなくなりました。

最近一度交通整理のおじちゃんにとても大きな紫のオーラは見えたんですが・・・

ここから本題ですが、コメントに書き込んだかもしれません。

中学生の頃、毎日毎日やんちゃで家にも殆ど帰らない頃、夜が大嫌いでした。外では大丈夫なのに自分の部屋で寝ると必ず毎日金縛りにあいます。『寝たくない。また夜が来る。絶対に今日は寝ない』と決めても必ず眠りこけます。

最後の金縛り

その日も相変わらず動けなくなりました・・・でも明らかに今日はいつもとは違う殺気を感じていた。今日はダメだ!絶対に今起きなければダメだ、と何度も自分に言い聞かせても眠気にはどうしても勝てない...『ヤバイっ』思った瞬間、息ができない、苦しい、首を絞めてるのは誰だっ・・・誰かが思い切り本気で自分の首を絞めている。

意識がなくなりかけた頃、どうせ死ぬなら見てやる、今日こそ正体を暴いてやる・・・開けることのできないその目が開いた瞬間きっと自分の目は何時もの倍の大きさになっていただろう。

凍り付きました!!

長~く横に広がったぼさぼさ白髪の山姥が物凄い形相で自分に乗って首を絞めてるではないですか!

髪は振り乱し、しわだらけの一生で見た一番怖い顔。一気に固まっていた身体が自由になり、一目散に隣で寝ている両親のベッドへ、母をまたぎ父と母の真中に潜り込みました。  

深夜の丑三つ時、近所中の電気が付きそうなでかい声で「オ””ゥギャー~~ッ!!!!」っっと、いきなりドアを開けて真ん中に潜り込んだ口も利かない不良娘にきっと...山姥に首絞められ死にそうになった娘よりさぞかし驚いた事でしょう。
  
それから反省した私はその日以来金縛り知らずです。それから暫くは我が家での最高の笑い話として盛り上がりましたとさ。

あれからうん十年、最近になって気付いた事。  

未来の自分だったな!怖っ・・・

(アトラスラジオ・リスナー投稿 ゆうこさん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

AnnetteによるPixabayからの画像