今年は天候不良が多く梅雨冷えもしつこかったが、いつの間に海開きして海の日も早々過ぎていき8月夏本番！猛暑で体調を悪くされている方も続出しているようだが、皆さんはどんな夏をお過ごしだろうか？
夏と言えば、オススメな鎌倉のパワースポット！？もしかして心霊スポットかもしれないミステリースポットを紹介したい！
「かながわの景勝50選」に入る稲村ヶ崎の海は、鎌倉のデートスポットとしても賑わっている。サザンオールスターズ・桑田佳祐が監督で話題となった映画『稲村ジェーン』(1990年)の舞台ともなった。
単なる青春映画かと思いきや、なんと龍が登場する神秘的なクライマックス！？実は、龍神伝説まである鎌倉の曰く付きスポットだった！
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尋常小学唱歌『鎌倉』で「稲村ヶ崎名将の剣投ぜし古戦場」という歌詞にもされた。
新田義貞(1301～1338年)が稲村ヶ崎の崖の上から海へと黄金の太刀を投じて龍神に祈ると、潮が引き鎌倉幕府の軍船が流され鎌倉討伐できた伝説が『太平記』に記されている。だが実際は既に干潮になっていた可能性もあり、脚色だったという諸説あり。
鎌倉の戦い(1333年6月30日～7月4日)では快挙だった義貞だが、約5年後の藤島の戦い(1338年8月17日)で討ち死にしてしまう儚き人生だった・・・
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源頼朝(1147～1199年)が相模川橋供養の帰りに、稲村ヶ崎で安徳天皇(1178～1185年)の怨霊に出くわし落馬したと『北条九代記』や『保暦間記』にも記されている。それから、半月後に病で亡くなったという恐ろしい史実も。
壇ノ浦で平家共々入水した安徳天皇だが、逃げ延びていたという諸説もある。頼朝が怨霊を見たのは罪の意識からなのか本当に祟りだったのだろうか・・・
逗子開成中学生らが乗っていたボートが七里ヶ浜沖で転覆して12人亡くなった1910(明治43)年に起きた事故で、慰霊碑が稲村ヶ崎(鎌倉海浜)公園に建てられている。
さらに太平洋戦争末期に、伏龍特攻隊の訓練で数々の兵士が亡くなっている。稲村ヶ崎の崖には、当時の伏龍隊基地跡も残っているんだとか。
実は自殺の名所としても知られており、男女の霊が目撃されたり海底から手が伸びてきて引きずり込まれたりなどの噂も・・・
猛暑も益々厳しくなり、海に行きたくなる時期だが見えない世界からの誘いには要注意！特にお盆はあの世との境界線が曖昧になると言われているが、離岸流も発生しやすくなるので海に入るのは控えた方が良いだろう・・・
(☆よみらいたー古都奈 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
参考サイト
観光かながわNOW
鎌倉（旧鎌倉郡）の歴史を訪ねて 稲村ヶ崎・稲村ヶ崎古戦場
鎌倉手帳（寺社散策） 稲村ヶ崎
鎌倉手帳（寺社散策） 稲村ヶ崎の奇跡 ～龍神と黄金の太刀～ ＝新田義貞の鎌倉攻め＝
鎌倉手帳（寺社散策） 歴史めぐり源頼朝 ～源義経や安徳天皇の怨霊が～
歴史人 壇ノ浦に沈んだはずの安徳天皇の亡霊が源頼朝を死に至らしめたというのは、本当なのだろうか？
東京湾要塞 神奈川、千葉、東京の戦争遺跡 稲村が崎伏龍隊陣地
全国心霊マップ 稲村ガ崎海浜公園-神奈川県の心霊スポット
画像 せき散歩 / photoAC
