世界でもっとも有名な未確認生物、ネス湖のネッシーの姿が久々に動画に収められて話題になっている。
撮影者は観光でネス湖に一番近いインバネスの町から湖へ向かった所、湖に奇妙な物体を発見。動画撮影に成功したという。
目撃者によれば、その物体は非常に長かったという。4,5個のこぶらしきものが約1.8メートルの間隔で水面上に並んでおり、一斉に動いていくのが見えたと証言している。
撮影者はこの時湖面をボートで移動しており、問題の物体はボートから約350メートルほど離れた所にあったと証言している。
ネス湖のネッシーは過去にも「背中のこぶだけ出して泳ぐネッシー」の写真が何度か撮影されているため、背中に複数こぶがあるとする説がある。
有名なものが1951年にラクラン・スチュアート氏が撮影した、「三つのこぶを持つネッシー」の写真だ。かなり古く、有名な写真であるので見たことがある人も多いだろう。
しかし、この写真は後に撮影者が偽物であると認めている。本に掲載された写真はトリミングされている事が多いのだが、実際の写真ではこの物体がかなり岸に近い、浅瀬に存在している事が解る。
本当に背中に三つのコブを持つ巨体の生物だったとしたら、もっと体が見えていないと不自然だからだ。
では、今回目撃されたものも同様のこの動画を確認した欧米のオカルト研究家からは、白鳥などの水鳥が撮影されたものではないかとする説や、何らかの水生生物ではないかとする声が挙がっている。フェイクである確率は低いが、本当にネッシーかという点には疑問符がつくようだ。
しかし、今でもネッシーらしき謎の生物の目撃証言は報告されている。いずれネッシーが姿を現してくれる日も来るのではないだろうか。
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部
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