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絶滅したはずの古代魚か!?オーストラリアのビーチに2mの怪魚が出現!

3月半ば、オーストラリアの海岸に奇妙な姿の大きな魚が漂着して話題になっている。普通の魚と比べて大きく奇妙な外見をしているため、シーラカンスのような古代魚かもしれないという噂がネットを中心に現地で広まっているようだ。

発見者はオーストラリアのクイーンズランド州ムーア・パーク・ビーチ沿いを散策していた時に浜辺に漂着しているのを見つけたと証言している。大きさは約2メートル、重さは約150キロと相当なサイズの魚であった。全体的には灰色や銀色の体色をしており、口が非常に大きいものとなっている。

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Monstrous Mystery Fish Washes Ashore in Australia





魚には外傷などが見られなかったため、海岸に漂着したことで亡くなってしまったのかもしれないと発見者は語っている。また、翌日に再び現場を訪れてみたが、波にさらわれたのかもう魚の姿は見られなかったという。

なお、発見者はチャーター船の船長だったが、この魚は見たことがないものだったため種を特定できなかった。そこで彼らは魚の写真を撮り、幾つかのソーシャルメディアフォーラムに投稿して相談したのだという。大型のタラやハタではないかという意見が多かったが、中には6540万年前の恐竜と一緒に絶滅したと考えられていた古代魚シーラカンスではないかとするロマン溢れる意見もあった。

しかし、問題の魚は巨大なサイズや広い口などの共通点もあるが、やはり同一種であるとはいえないとされている。

クイーンズランドボート漁業組合らはクイーンズランド博物館の専門家に魚の特定を依頼。その結果、魚種を決定することは非常に困難ではあるが、クイーンズランド州にも生息しており、時には人間を攻撃することもあるという大型のハタであるタマカイの可能性が高いとのこと。




以前アトラスで報告した未確認生物「キャンベイ島の怪物」然り、打ち上げられてしまった魚が全く違う姿にみえたり、海流の関係で普段付近に生息していないはずの生物が流れ着き、未知の生物ではないかと騒ぎになる事は少なくない。

今回のケースも「キャンベイ島の怪物」と同様の事例だったのではないだろうか。

(加藤史規 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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