アスパラガスを使った未来予知で有名なイギリスの予知能力者が、「ミシェル・オバマが次期大統領になる」という大胆な予言をして話題になっている。
アスパラガスを使った占いや未来予知で知られるジェミマ・パッキントンさんは「アスパラマンサー」とも呼ばれる人物。彼女の予言スタイルは独特で、アスパラガスを空中に投げ、地面に落ちた茎の様子で今後の展開を占うというユニークなもの。毎年年明けには1年間に起きる事をこの要領で行うため、恒例行事となっている様子。
そんな彼女の予言が急遽注目を集めている。発端はやはり先日のトランプ前大統領暗殺未遂事件で、この事件の影響を受けて現職であり民主党のバイデン大統領は大統領選への出馬を取りやめ、代わりにカマラ・ハリスが民主党の候補となった。
この流れを受けて、あるソーシャルメディア・ユーザーがアスパラガス占いに「11月の大統領選で女性が勝利する」と出ていたことに注目。民主党の候補が変わったということは、パッキントンさんの予言が実現する兆しだと多くの人がSNSに投稿したのである。
このSNS上の議論が注目を集め、パッキンソンさんはアスパラマンサーとしてイギリスのテレビ番組に出演、注目の的となった余弦の解釈を披露した。 彼女の神秘的なアスパラガスの茎が「M」の文字に見えたことから、ミシェル・オバマが次の大統領執務室に座るという驚くべき予言をしたという解釈には司会者のクリスティン・ランパード氏も驚きを見せた。
そして「では、アスパラガスからカマラ・ハリスにはまったく何も伝わっていないのですか?」と質問したところ、パッキンソンさんは元大統領夫人は大統領選で「内輪のレールに乗っている静かな人」であり、「アメリカでは何が起きてもおかしくない」としてミシェル・オバマが選挙に勝つという自身の予言は揺るがないと述べた。
そこでランパード氏はパッキントンさんに「もう一回、生放送でアスパラガスに聞いてみてください」と提案。いささか皮肉にも思える提案だったが彼女は喜んで応じ、アスパラガスの茎を放り投げてみせた。そして、すぐに散らばったアスパラガスが再び『M』の字になることを指摘。
また積み上がったアスパラガスの様々な部分を指差しながら、「ここに少し矛盾が見えるので、実際の指名や選挙になると、少し予想から外れた結果になるかもしれない」と述べ、いずれにせよアスパラガスの予言に疑いの余地はないと表明した。 この放送内容から、彼女が最初の占い結果を覆すことなく主張し続けた点は称賛に値するとの声も上がっている。
彼女の予言が当たるかどうか、11月の大統領選挙の結果が楽しみだ。
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