カザフスタンにて、巨石に謎の顔が刻まれた壁面が発見され、考古学者たちの頭を悩ませている。
地元メディアの報道によると、今月初めにカザフスタンの緊急事態省の職員がアクモラ地方を調査していた際に発見。大きさは長さ約12.5センチ、幅約9センチと小さなものであるが、この顔がいつ岩に彫られたものなのか、またなぜ彫られたのかは全く解っていない。
調査・研究に携わったマルグラン考古学研究所はプレスリリースにて「顔はよく発達しており、大きな目、長くまっすぐな鼻、広い唇など、すべての細部がはっきりと印されている」と発表している。
この彫刻を調査している研究者たちは、青銅器時代の同様の作品に似ていると観察しているものの、断定できる証拠もないため”様々な歴史的時代に属する可能性がある “ことを認めている。
この顔が彫られた目的については、顔の近くに岩の天井と “保存状態の悪い鹿の像 “があったことから、発見された場所が古代の “儀式を行うために設計された複合施設の一部 “であったという説が唱えられている。
とはいえ、この彫刻についてはまだ正確なところは何も解っていない。今後も考古学者たちはこの彫刻の研究を続けるつもりだと語っている。
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— Kazakhstan 🇰🇿 (@Kazakhstan) July 22, 2024
(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)