スピリチュアル

「CAが語る、飛行機の怖い話」

今日は。カナダのすーです。

今回も 前回に続き、北米にある航空会社でCAをしている友人から聞いた話で、友人 Aさんがベースとしているエリアで語り次がれている、人怖的(ひとこわてき)な、本当にあったお話です。

カナダのある空港から、中東方面にフライトする便の搭乗待ち合いゲート内で、中東系の男性ニ人が、飛行機に乗り込むのを 椅子に座って待っていました。

一人は若い男性、もう一人は初老の男性でした。

椅子に並んで座っていると、 突然 初老の男性が 胸を押さえて苦しみ始めました。

若い男性は驚き、初老の男性を支えましたが、初老の男性は泡を吹いて失神してしまいました。

『えっ ?! どうしよう ?! これから飛行機に乗って 国に帰るのに … 』

と、多分 若い男性は、思った事でしょう。更に男性は、

『こ、これはもしや、心臓発作 ?! 突然死 ?! 』

と、心配しながらも、失神して座っている初老男性を横で支えながら、なんと!そのまま、飛行機に搭乗出来る時間を待つ事にしたそうです。

搭乗開始のアナウンスが始まりましたので、若い男性は、初老男性に声をかけたり、 身体を揺すったりしましたが、初老の男性は、全然 起きる様子がありませんでした。

若い男性は さすがに、

『もう、死んでいるのではないだろうか?』

と、思いましたが、

『搭乗ゲートまで来たんだから、これはもう彼を抱えてでも、飛行機に乗るしかない』

と、思ったようです。

救急車をこれから呼んで、病院に行って手続きをして、再度 航空券を買い直して・・・それに、もしかしたら、警察沙汰になるかもしれません。それらの労力と時間、金額を考えたら、今 強引にでも、初老の男性の身体を飛行機内にねじ込んだ方が、当然マシだと思い、

「 あー すいません、連れが酔っぱらって寝ちゃって~ 」

などと 言いながら、初老男性を抱えて、一緒に搭乗したのでしょう、おそらく …

何とか無理矢理、搭乗したのは良いが、初老男性は、やはり 既に死亡していました。

体の主が 死亡した事により、 次第に その身体の筋肉が弛み始め、鼻や口から体液が滴り落ちてきて、更に下からも、 じわ~ っと、体液が排出され、更に違う穴からも、ドロッ と飛び出し、体中の体液が 、体中のあらゆる穴から排出され、その尋常ではない異臭で、初老男性の座席付近の人たちがザワつき始めました。

その頃は、 若い男性が焦って処理しようにも、なす術が無く、無情にも 臭いはあっと言う間に 飛行機内全体に広がってしまいました。

CAの方が何人も駆けつけましたが、強烈な異臭で近寄る事が出来ず、只 みんなうろたえるばかりだったそうです …

そして 中東までの、10時間以上の長いフライトの間、他の乗客たちは、初老男性の死体と異臭と一緒に、 密室の空間を共有させられる はめになってしまいました …

もし、自分が搭乗する 飛行機座席の近くに、この様な方々が乗り合わせるかもしれない … と、思いますと、恐ろしいですね。

その後、その若い男性は、その航空会社の飛行機から 「出入り禁止」になったそうです。

(アトラスラジオ・リスナー投稿 カナダのすーさん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

DeactivatedによるPixabayからの画像