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【フロリダ発】「占いの押し売り」が恐ろしい強盗事件に発展

アメリカはフロリダ州にて、自称霊能力者が強盗を行ったため逮捕されるという事件が起こった。彼女はサービスを提供するために家に現れた後、家族に銃を突きつけて強盗を働いたという。

地元メディアの報道によると、この事件は5月にフロリダ州ラスキンのコミュニティーで発生。

最初は水を求めて家を訪れたそうだが、訪問者の女性は家の中に入って一休みすると、家主のラミレス氏と彼の義母に自分が霊能者であることを告白。一緒にリーディングを受けないかと売り込んできた。

占いの押し売り(?)とは珍しいが、ラミレス氏は怪しんで占いを断った。しかし義母は興味を持って、霊能者を名乗る「ミッチェル」という女性の占いを受けることにした。 しかし、この占いはすぐに策略であることが判明した。

ラミレス氏によれば、ミッチェルは占いのために義母を誘い出すと、急に彼女の背中に銃を突きつけ、本当の目的は強盗であることを明かした。さらにミッチェルはラミレス氏や義母、生まれたばかりの赤ん坊を傷つけると脅してきたため、命の危険を感じたラミレス氏は1万2千ドルを彼女に渡した。ミッチェルはすぐにその場から逃走。

幸いなことに、警察は自称霊能者のミッチェルの逮捕に成功、誘拐と武装強盗の罪で起訴。

逮捕供述書によると、ミッチェルは定期的に “占いと霊のサービスを提供する “としてアポなし訪問をしていたという。

ラミレス氏のケースから、警察は一連のアポ無し訪問は実際には “強盗や現金や宝石を盗むために被害者宅に侵入するための策略 “であると推測。

このことを念頭に置いて、地元の保安官事務所は、他にも彼女の犯罪に巻き込まれた可能性のある被害者がいないか情報提供を求めているとのことだ。

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