
既に絶滅してしまった動物たちの、残された白黒写真や動画を分析し、コンピューターで色を着けて再現するという試みがなされている。
先日、最後のタスマニアタイガーの記録映像に色付けされた映像がネット上に登場し、話題になっている。
こちらのタスマニアタイガーはベンジャミンと呼ばれていたもので、1933年にフィレンツェの谷に閉じ込められた後、ホバート動物園に送られ3年間飼育された。そして、タスマニアタイガー最後の一頭であることが確認された後、1936年9月7日に亡くなった。
こちらの記録映像は亡くなる前に保護団体が撮影したもので、あくびをしたり、囲いの周りを歩いている様子が捉えられた有名なものだ。
この度公開された彩色バージョンは、DeOldifyと呼ばれるソフトウェアを使用して作成されたと伝えられている。
専門家いわく絶滅してしまった動物の、生きている姿に限りなく近い映像とのこと。気になる人はぜひ見てみては如何だろうか。
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Colorized Footage Of The Last Known Tasmanian Tiger – Machine Learning Colorization Using Deoldify
(加藤史規 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画©Mathias Pfeil YouTube