超常現象の第一人者ポール・リー博士によると、高齢化した霊が「向こう側」に移っていくため、イギリスは幽霊不足に直面していると主張。
リー博士は、多くの幽霊が休眠したり、別の場所に移動したりしているため、英国のスペクトル遺産は深刻に減少していると考えている。
「私は、2020年1月からアプリで幽霊が出ると言われている場所すべてに連絡を取り、住民やオーナー、スタッフに説明のつかない動きを経験したかどうかを聞いています」
「これまでのところ800件近くの返信がありました。幽霊が出ると言われているサウス・ヨークシャーのコニスブラ城や、イギリスで最も幽霊の出るホテルの一つと言われているストラットフォードのエッティントン・パーク・ホテル、そしてピカデリーのフォートナム・アンド・メイソン。そのような場所でも、ここ数年は何も経験していないというのです」
リー博士は、2020年の英紙デイリー・スターとのチャットで、「多くの有名な幽霊は、眠っているか、消えてしまったか、別の場所に移ってしまったようだ」と付け加えた。
「魂にはもともとエネルギーの源があったが、時間の経過とともにそれが減ってしまい、それ以上現れるための蓄えがなくなってしまったのかもしれない」と彼は示唆した。
しかし、核物理学の博士号を持つリー博士の見解では、「幽霊は充電できるかもしれない」「何年も姿を見せなかった幽霊が、突然現れるという話を時々耳にする」と彼はかすかな希望も含み言葉を結んだ。
シェフィールドの名物バー「メルトダウン(Meltdown)」のスタッフが、照明とテレビが勝手にオンになり、「幽霊のような目撃情報」があることに気づき、経験豊富な超常現象調査チームを呼んだ。こうした不気味な出来事が増えたため、シェフィールドのバー「メルトダウン」のスタッフは専門家に協力を求め、幽霊が出る可能性のある場所を徹底的に調査した。
調査を主導するWAHパラノーマルは、バーの長い歴史が超自然的な活動の理由である可能性があることを示唆した。
Paranormal expert and author Dr. Paul Lee believes the UK has been running out of ghosts as aging spirits are currently dormant or have moved on to the "other side"https://t.co/xUEOf7gxnK pic.twitter.com/EMRr8Xi9Ao
— Daily Star (@dailystar) May 27, 2024
【文 ナオキ・コムロ】
Willgard KrauseによるPixabayからの画像
