『ルパン三世』シリーズの峰不二子や『元祖天才バカボン』のママなどの声で知られる声優の増山江威子さんが5月20日に肺炎で亡くなっていたことが、所属事務所の公式Xで明らかになった。89歳だった。
30年以上に渡って演じ、彼女の代名詞ともなった峰不二子役は、元々パイロットフィルム版で演じていたが、第1シリーズで「お色気シーン」を演じることに難色を示したことで、本人に理由が知らされないまま降板。しかし、思い入れが強かったことで『PART2』のオーディションに挑み、再び峰不二子役を獲得した。
PART2から初代ルパン三世役の山田康夫さんが死去するまでの、いわゆる初代ルパンファミリーの中で最後まで生き残っていた人物であったが、彼女の死去によって初代ルパンファミリーは皆旅立つこととなった。
（ミステリーニュースステーションＡＴＬＡＳ編集部）
画像『ルパン三世 愛のダ・カーポ』
