スピリチュアル

「コロルの魔訶不思議経験」VOL.02

さて今回は、謎のポルターガイスト現象をまとめてみました。

2007年頃のお話し・・・

私はその頃、プロテスタントの教会に通って、聖書の勉強をしていました。マイブーム=キリスト教といった感じでした。

その頃、自分が運営している絵画教室の初めての作品展にむけて、自分も絵を描くことになりました。

今にして思えば気恥ずかしいですが、当時はマイブーム中だったので、十字架から降ろされた死せるキリストを膝に抱いて悲しむ母マリアの図、キリスト教用語で言うところの「ピエタ」を油絵で描きました。

キリスト教マイブームだったくせに宗教色を出さないようにと、十字架を上半分切って、十字架とわからないようにしたヘンテコな構図で描きました。

自宅で描いている時に、同じく絵を描く夫が見に来てダメ出し・・・もとい、アドバイスをしてくれました。

夫は「十字架を切るのはおかしい、だったら最初からこういう題材の絵を描くなって話。キリスト教において、十字架は神様を表す形なんだから、十字架は神の形なんだ!」と、夫は無宗教なわりに不思議と熱く語り始めました。

その時です。

私たちがいたアトリエのブラインドが、「バチンッ!」と物凄い音を立てて弾けました。ブラインドがゆれています。

そして、ブラインドの紐が切れていました。

私と夫は顔を見合わせて

「は?何いまの?」
「誰か、熱い想いのキリスト教徒があなたの話に「そうだ!そうだ!」って賛同したのを訴えたんじゃない?」

と私が言いました。あまりにも不思議だったので、その後はお互いにその事を口にせずでした。

また、その絵を制作中に母が見に来た時には、母に覚えたてのキリストの教えみたいな話を、私が、恥ずかしがりながらも語っていた時、今度は少し離れたところに置いてあった写真立てが、突然「バチンッ!」とすごい音を立てて弾け飛び、バラバラに壊れてしまいました。

母と私は「キャッ!」と悲鳴をあげました。




「何?何?いまの」
「気持ち悪いね」

と怖がるも、不思議すぎてポカンとする母と私でした。

そして、そんなこんなで、独りよがりな、つたない絵は完成し、八戸市美術館で開催された作品展に飾りました。十字架が上半分切れてて、意味不明な絵だったし、下手なつたない絵で、すこぶる不評でした。

そして、作品展が終わり、自宅にて額縁専用の箱に入れ大切に立て掛けて保管していました。

何ヵ月かして、ふと、その絵を箱から出してみました。

そしたらなんと、キリストを描いてある部分だけが、ガラスがバキバキに割れているのです。絶対に割れるようなあつかいはしていなかったし、そんな一部分だけバキバキに割れるなんておかしいのです。

それを見たとき、私は「こんな絵認めない!」と誰かに怒られている気持ちになりました。

私は、「すいません、もう、独りよがりに、中途半端にキリストをあつかいません」と誰ともわからない方に向かって平身低頭あやまりました。

内心は『やべー、キリスト教とかあつかうと、生半可じゃない、シャレにならないパワーが渦巻いているんだなぁ』と思いました。

その後、気味が悪かったので、その額のガラスは額屋さんに新品に交換してもらいました。絵は、家のどこかにあるような?
処分したような?恥ずかしくて忘れてしまいました。

画質も悪いですが、その絵の画像を添付いたします。

それでは!

謎のポルターガイストさんに、怒られた話をまとめてみました。面白くも無い、なんだかなぁな話で、すいません。

(アトラスラジオ・リスナー投稿 コロルさん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)